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喉に直接吸い込むリレンザと授乳への影響について

鼻をかんでいる女性

インフルエンザというのは、いったんかかってしまうと、風邪なとどは比較にならないほどのはげしい症状が出るものです。
通常は38度以上といった熱が出るほか、全身の筋肉などの痛み、喉の腫れや痛み、頭痛などといった症状によって、大きく体力を消耗させられてしまいます。
特に、2009年に世界的に流行した新型インフルエンザは、これまでのような季節性のインフルエンザと違って、免疫を十分にもっていない人が多く、またたく間に拡大しやすいという特徴があるため、よりいっそう警戒をしなければなりません。

妊娠をしている女性がインフルエンザにかかった場合には、肺炎のような合併症を引き起こして重篤になりやすくなるといわれていますので、事前に予防接種などを受けられるのであれば、重症化を避けたり、発症の予防をしたりするために、早めに受けておいたほうがよいといえます。
予防接種を受けていたとしても、インフルエンザにかかる可能性はありますが、もしもかかった場合には、リレンザのような抗インフルエンザウイルス薬を投与して治療にあたるのがいちばんといえます。

リレンザの場合、吸入器を使って喉に直接薬剤を届けるタイプの医薬品であって、一般的な飲み薬とは違い、局所的に作用するという特徴があります。
そのため、妊娠中の女性が投与を受けたとしても、リレンザの成分が血液中に移行する量はわずかであり、胎児への影響は少ないといえます。

また、すでに出産をして授乳中という女性の場合ですが、たしかにリレンザの説明書などを見ると、乳汁中に成分が移行することがあるので授乳は避けるようにという注意事項が書かれています。
ただし、実際にはその割合はわずかであって、むしろ抗インフルエンザウイルス薬の影響よりも、せきやくしゃみの飛沫から、乳児に直接的にインフルエンザウイルスが感染してしまうことのほうに注意したほうがよいでしょう。

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