リレンザはインフルエンザA型、B型と診断された時に処方されることが多い薬です。
リレンザ自体はインフルエンザB型に、より効果が見られますが、A型であっても適切な時期に吸入をするとウイルスの増殖を抑え、熱を下げることができます。
子供にリレンザが処方された場合、服用しても大丈夫か疑問に思いますが、リレンザはタミフルよりも副作用が少ない薬です。
また、タミフルについては服用することにより起こる可能性がある異常行動に関しても、リレンザの方が頻度が低いです。
そのため10代の子供にはリレンザが処方されるきまりになっています。
リレンザは、吸入薬です。
喉に薬を吹きかけることにより、ウイルスの増殖を抑え、症状を改善していきます。
直接ウイルスに薬を届けるので、効き目も早く現れ、早期に体調が回復していきます。ですが、使用してはいけない場合があります。
まず、安全性が確認できていない、うまく薬を吸入できない、ということから、5歳未満の幼児には使用できません。
また、喘息や、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、慢性呼吸器疾患の場合も使用できません。
インフルエンザに感染した場合で、子供に気管支喘息や中等度の喘息がある場合は、きちんと医師に伝えるようにしましょう。
場合によっては、気管支の薬を使用してからリレンザを吸入するようになります。
子供に起こりやすい副作用としては、下痢、口内炎、発疹などがあります。
また、異常行動を起こすこともあります。異常行動に関しては抗インフルエンザ 薬が原因とは断定できていません。
インフルエンザのウイルスが関係していることが多いため、発熱している間は目を離さないようにしましょう。
薬はあくまでウイルスの増殖を抑えているだけなので、治るまで気を配るようにします。